Release 2017.12.16

Raspberry Pi Zeroのセットアップ

Raspberry Pi Zeroを入手したので「色々と書いて行こう」とは思ってたんですが、学ばないといけない事が多くて進みません(苦)。先は長いです。

でもまあ、とりあえず、動かせるようにはなったので、そこまでの諸々をまとめておこうと思います。

準備するアイテム

Raspberry pi Zeroはパソコンに近い代物なので本体だけでは動かせず、色々こまごまと用意する必要があります。結果、5000円以上と、Zero本体よりかかってしまいました(笑)。まあ、これから他のRapsberry piを買うことになった時「流用出来る」と、腹を括って揃えました。

ちなみに「購入品」以外はオススメではなく、あくまで「こういうのもあった」というもので動作を保証するものじゃありません。あしからず。

micro SDカード

ラズベリーパイは記憶メディアがないので、OS等を格納するために外部からSDカードを挿して使います。OS自体は4GB程度使うようなので(2017/12/15 現在)、とりあえず8GBあれば動きます(自分は8GBにしました)。

ただ、NOOBSというオールインワンのインストールパッケージでは、リカバリーファイルなどがあったりして、その容量のほとんどを消費してしまいます。後々アップデートやらパッケージ(ソフト)をインストールしていくと、あっという間にパツパツになるし、数百円しか違わなかったりするので、16GBにしといたほうが無難かと思います。自分も追々16GBに買い直そうか…、と思ってるくらいです。

また、速い動作のためにはなるべくアクセス速度の高いタイプを選んだほうがいいです。


購入品

mini HDMI to HDMIケーブル

ラズベリーパイのOS画面を外部モニタへ出力するために必要です。HDMIには5種類も端子の種類があるみたいですが、ラズベリーパイZeroではminiHDMIから、標準のHDMI端子に変換するタイプが必要になるかと思います。

左がminiHDMI、右が一般的に使われているHDMI

専用として新規に3mのケーブルを準備したんですがノイズが走りまして…。

古い720pのテレビだとノイズが…

最初、不良品かと思ったんですが、違うTVではちゃんと映りました。また、ダメだった古いTVでも、他のHDMIケーブルだと問題なかったので、ラズパイとの相性問題かと思われます。おそらく長いのがダメだった気がしてますが、結局、挿してみないと何ともなので厄介な話です。


購入品


一眼用HDMI

USB周り

パソコンと一緒なので、諸々のUSBデバイスが必要です。新規購入せず他から流用してもほぼ大丈夫だと思いますが、使用するたび挿し換えるのは結構面倒なので、余裕があるなら専用で買ってしまったほうが便利かと。

USBハブ

Zero本体にはmicroUSB端子が2つありますが、電源で1つ占有してしまうので、キーボード、マウス、とその他のデバイスが挿せません。

microUSB端子。左が通常USB用、右が電源用。

そのためUSBハブも用意する必要があります。「持っているものを流用」ということも出来ますが、専用で用意しといたほうがいちいち付け替えたりしなくていいので便利です。

このハブは接続がmicroUSBで、そのまま挿せる。Type-Aの変換プラグも付属で便利。


購入品

microUSBケーブル

Zero本体への電源供給はmicroUSB経由です。よって標準Type-Aに変換するケーブルが必要。手元にあれば購入する必要はありませんが、ついでなので、これを機にまとめ買いしました。

長さ違いで6本セット。収納ポーチ付き


購入品

USB電源

ACからUSBに接続するための電源アダプタです。Zeroはそこまで消費電力が大きくないから他のUSBデバイスからでも給電可能だし、敢えて購入はせず以前入手したものを流用。


購入品


購入品

USBキーボード

パソコンなので、入力デバイスとしてキーボードは必須です。ただし、Bluetoothの製品は接続設定が必要で大変なので、初めての人は選ばない方がいいようです。そうなると、買う必要ないかなとも思ったんですが、「せっかくならコンパクトなやつをセットで」と、購入しました。

Tabキー(Qの左)が小さ過ぎ!

こちらのAOTECHキーボードは持ち運びには大変便利なサイズですが、キーの配置が「ぎゅっ」と収められているので、慣れるのが大変です。特にTabキーを多用する方にはオススメできないかも。また、Zeroの処理速度のせいか、仕様なのか分かりませんが、キー反応がちょっと鈍い印象があります。


購入品

USBマウス

これも流用できるなら必要無しなんですが、専用で扱えるよう購入。

耐久性はまだ何とも言えませんが、レーザーの反応がイマイチな部分以外は普通に使えるので、コスパは良いかなと思います。

購入した品は「あわせ買い対象」だったので、合計2000円以上買わないといけませんでした(その分、安価)。

購入品

有線LANアダプタ

USBからネットワークに接続するための変換アダプタです。OSインストールまでは他のPCを利用すれば必要ないんですが、その後、アップデートしたり、やりたいことのためにパッケージ(ソフト)をインストールをしたい、となるとネット接続は必須になります。なので、有線LANアダプタは必要です。でも、おそらく、普通に持っている人は少ないと思うので買うことになるかと。

ネットワークに繋げるために必要なものなので、「ドライバをダウンロードしないといけない」ような製品を買ってしまうと、ドツボにハマるので注意が必要です。

今回自分の購入したものは、別段ドライバも必要なく、USB接続するだけでネットワークに繋がりました。また、USB3.0対応で、且つNintendo Switch用の有線LANアダプタとしても動作しました。


購入品

OSのインストール

インストールに関しては、下記のサイトを参考にさせてもらいました。

手順としては、

  1. SDカードをフォーマット
  2. インストーラーファイルをダウンロード
  3. インストーラーファイルを解凍してSDカードにコピー
  4. Zeroを立ち上げ、インストール

と、とても単純なんですが、時間がかかります。

SDカードの準備

microSDカードを初期化します。参考サイトで初めて知ったんですが、SDカードの協会が提供するフォーマッターソフトがあるようです。

SD Association – SDメモリカードフォーマッター

特に、難しい項目もなくパソコンにカードを挿してソフトを立ち上げればフォーマットできます。ただし、ドライブを間違えないように注意。

インストーラーファイル

ラズベリーパイに使うLinuxは「raspbian」がスタンダードのようです。そのOSインストーラーを、フォーマットしたmicroSDカードにコピーします。

下記のサイトでNOOBSというZIP圧縮ファイルをダウンロードします。

raspberrypi.org – noobs download

ダウンロードファイルはZIP圧縮されているので、SDカード内にマルッと解凍&展開(コピー)します。

容量だけに、解凍で20分くらいはかかります。

インストール

ここまで準備できたら、microSDカードをZeroに挿し、キーボード、マウス、HDMI端子を接続します。最後に、電源用microUSBを繋げて、起動。

後は、ウインドウに出てくる「RECOMMENDED」にチェックを入れインストールするだけです。ちなみに下の言語設定をJPにしておくと、OSでのメニュー表示などが日本語になるので、忘れずに変更しておきます。

写真ではLanguageが「English」ですが、日本語へ

インストールも30分くらいかかります。

終了すると勝手に再起動し、MacやWindowsと同じ用にデスクトップ画面が現れます。

初期設定

起動したら初期設定を行います。rootユーザー名変更・パスワード設定、タイムゾーン設定、キーボード設定、SSH設定、あと、Wi-Fi設定など。

その後、インターネットに接続し、OSのアップデート(細かいアップデートはNOOBSでは含まれないようです)を行います。そして、このままだと日本語表示されていても、入力は出来ないため、日本語入力メソッドなどをインストールします。

ターミナル

ラズベリーパイを動かしているLinuxOSは普通のパソコンのようにマウス操作も出来ますが、基本的にターミナルソフトからコマンドという命令文を打って動かします。よく映画なんかでハッカーが黒い画面にカタカタやってるやつ、アレです。

大変そうですが、慣れると、より深く細かくコンピュータを操作出来ます(多分)。また、MacやWindowsにもターミナルは用意されているので、覚えればそちらで応用できるメリットがあります。

自分もまだ知らない事がばかりですが、コマンドラインは書き方のパターンが掴めてくると、そんなに大変ではないです。毛嫌いせず、少しずつ慣れていくことをオススメします。

ターミナルは上部のバーにあるショートカットアイコンをクリックするれば立ち上がります。

基本設定の変更

Blue-black.ink – 第4回: 最低限の設定を行う

ターミナルから、コマンドでコンフィグ用の設定ツールを立ち上げ、設定していきます。

詳細は上記のサイトで細かく説明されているので、割愛します。以下、留意点。

1. パスワードの設定

インストール後のまっさらな状態では、全ての権限を持つrootユーザーは、名前「pi」、パスワード「rapsberry」に設定されています。これでは直ぐにハッキングされちゃうので、早々に書き換えます。

2. ブートオプション

これは起動後にどうするかの設定で、初期設定が「起動後自動ログイン」になっています。

参考にしたサイトでは、それを防ぐため「startx」でグラフィック画面を起動するようにしていますが、自分的には面倒なので、そのままにしています。もし、よりセキュリティ的な安全を期すのであれば、B3の「Desktop」にしてログイン画面を出すようにすれば、いいかなと思います。

3. タイムゾーンの設定

時計の設定。

4. キーボードの変更

使うキーボードで変わってくると思いますが、自分はとりあえず参考サイトママにしました。

5. Wi-Fiの国設定

現状、有線LANでの接続なので必要ないんですが、後々のことを考えて一応「日本」に設定。

6. SSHの有効化

Zeroをネットワークから遠隔操作できるようにするための設定。これを入れることで、WindowsやMacから遠隔操作できるようになるようです。追々、触ってみることを考え有効化しました。

7. ホストネームの設定

自分用に書き換えます。

インターネット接続

インターネット接続は、DHCP環境で、前述のLANアダプタを使えば別段何も設定する必要がありません。ただし、家庭用ルーターなどでIPアドレスや、ゲートウェイの設定が必要な場合は、下記参照サイトのように色々やる必要があるかと思います。

CGメソッドRaspberry Pi Zeroの初期セットアップの方法

アップデート

raspberrypi.akaneiro.jp – RASPBERRY PI のファームウェアのアップデート

OS等のアップデートはターミナルからコマンドを打って実行します。

ただし、色々調べてみると、必ずしも最新にしておく必要はないようです。最新には「ベータ版」的なニュアンスも含まれるようで、使用環境の弊害になる可能性もあり得るみたいです。

もし不都合な場合あった場合、逆にダウングレードする方法もある模様。

ある計算機屋さんの手帳 – Raspberry Pi ファームウェアのアップデート方法

パッケージ(ソフトウェア)のインストール

Linuxではソフトウェアのことを諸々合わせて「パッケージ」と呼ぶようです。オープンソースの世界なので、パッケージは基本フリーで、多種多様、無数にあります。

日本語入力パッケージ

OS上では日本語表記されていますが、日本語自体を入力することは出来ません。入力メソッドが必要になります。

以下のコマンドで必要なパッケージを追加していきます。

再起動すると、Shift + スペースで、日本語/英語の切替ができるようになります。できない場合は参考サイトにあるように、コントロールパネルで再設定します。

スクリーンショットパッケージ

ついでに、画面のスクリーンショットが取れるパッケージをインストールしてみます。

deviceplus.jp – 第4回「ラズベリーパイ遊び初め!」

ksnapshotというソフトです。

使い方は、立ち上げておいて、収録したい状態でアクティブにして更新・保存します。MacやWindowsのスクリーンショットと違い、ちょっとクセがあるので、瞬間的な撮り方は難しそうです。

 

軽く使ってみた感想は、やはりフツーのPCに比べて全体的にモサモサします。ウェブブラウザでサイトを見たり、動画再生するにはさすがに非力です。いやいや、700円なら充分なスペックだと分かっているんですけど…。

ただ、Office系ソフトが入っていて、そのままワープロとしては充分動くし、HDMIケーブルで身近なTVなどへ手軽にモニタリング出来ます。なんかそう考えると、「安くて小さいパソコン」としての魅力を強く感じてしまいます。

こうなると、Rapsberry Pi 3も気になってきますね。

参考リンク

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