Release 2018.9.8

Arduino IDEのカスタマイズ 新規ファイル

Arduino IDEで新規ファイルを作成すると、空のスケッチが開かれます。実はこのスケッチ、サンプルスケッチ内に用意されたファイルを(日付に)名称変更して開いているだけなので、その大元を書き換えてしまえば、自分好みの初期ファイルとしてカスタマイズできます。

BareMinimum

「ファイル」→「スケッチ例」→「01.Basics」に、“BareMinimum”というスケッチが用意されていますが、これが“新規ファイル”として開く中身になっています。

こちらのサンプルスケッチ群は下記のディレクトリに格納されています。

(Win)C:\Program Files (x86)\Arduino\examples

(Mac)IDEアプリの「パッケージの内容を表示」→Contents→Java→examples

このスケッチファイルを書き変えるだけなので、よくやる“典型的な書き方”があるなら、こういったカスタマイズをしておくと作業がより楽になります。

よく書くコードやメモ的な内容を入れておけば、新規作業の開始が楽になる。

ただし、このスケッチを直接上書き保存することはできません。

なので、カスタマイズ用に書いたスケッチを、一旦別名で何処かに保存し、名称を「BareMinimum.ino」と変更します。それをOS上からドラッグでファイルの上書きすれば、カスタマイズした新規ファイルが開くようになります。

不安な方は元の「BareMinimum」フォルダを何処かにバックアップしてから上書きするといいかもしれません(まあ、中身は大したものではないですけど)。

 

消してしまった方のために、一応、デフォルトで書かれていた内容を残しておきます。戻したい方はコピペしてください。

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:

}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:

}

参考リンク一覧

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