以前、Amazonで購入した格安Arduino互換機について書きましたが、新たにNano互換のArduinoを買ってみました。同じく格安で、しかもこちらはMacでも扱えました(El Capitanにて)。ただ、接続がUSBminiケーブルも付属していないので、別途用意する必要がありますが…。
それでも安いブレッドボードとセットで用意すれば安上がりにArduino開発環境を整えられます。しかも、小さくて、実装するのに便利なので、まんま完成品にも組み込みやすいです。
Amazonで安くお手軽に入手できますが、海外発送で時間がかかるので、思いたったら、すぐまとめ買いでポチッとしといたほうがいいです。ついでにUSBminiケーブルも用意するのをお勧めします。
MacのIDEで扱えるようにするまでちょっと苦戦したので、その部分を書いておきます。
インストール
元々MacにはArduino CCのIDEをインストールしてたのですが、このNano互換機はそのままでは認識しませんでした。調べてみると、こちらに書かれているように、例によってUSBドライバがネックのようです。
CH340というチップのドライバがここで手に入れます。MAC用やLinux用もあるようです。
ネクストステップ サポートBlog
Arduino NANO 互換品(CH340チップ使用)のデバイスドライバー
ダウンロード元が不明なファイルの類なので、「環境設定」で設定を変えてない方は注意です。
それでも動いてくれなかったので、Arduino ORGのIDEを入れてみることにしましたが、こちらは立ち上がりもしませんでした。調べると、javaに問題があるようで更にmac用のjavaをインストールする必要があるようです。
和解したことでArduinoの管理は、いよいよArduino.ccへ統合されたようです。試していないんですが、Downloadページを見ると、Mac版はOSX10.7以降なら対応となっている模様(2017/8/31 追記)。
結果立ち上がるようになりましたが、デバイスの認識は相変わらずなので、ダメ押しでもう一度CH340xドライバを再インストールしたら認識するようになりました。
- MacJavaをインストール
- USBドライバのインストール
この順番が正解だったのかなと思っています、断言できるような根拠はないんですけど。うまく扱えない方は上記の順番を試してみるのも良いかもしれません。
ちなみにIDE上の設定は、
Board / Nano
プロセッサ / ATmega 328