Release 2017.2.2

Camera Stabilizerの握り方

カメラスタビライザーの持ち方ビデオをYoutubeへアップしましたが、ここではその映像よりもう少し詳しい説明を書いていきたいと思います。

その映像がこちら。

スレッドの持ち方

あくまで「自分の考える」やり方なので、必ずしも正解とは限りません。あくまで参考として自分なりのやり方を見つけてください。

位置

Youtubeなんかで検索するとたくさんスタビライザー操作の実演映像がありますが、そのやり方は千差万別です。自分も最初のうちは「どこを持てばいいんだ?」っていう根本的な疑問がありました。

人によってやり安さに違いはあるでしょうが、結論から言って自分は「ジンバル直下」、言い換えれば、なるべく軸に近い場所が最適だと考えています。

その理由は「動かしにくい」ことにあります。

例えば、軸から離れれば、その分、軽い力で動かせるわけですが、逆に触れただけで動いてしまうので、より繊細なコントロールが必要となります。歩いた時の振動も簡単に伝わってしまう可能性もあります。

逆に、それが動かしづらければ、結構雑な操作でも影響がでません。これが軸の近くを持つメリットです。

ただ、スレッドをコントロールするための握力(指力?)、そしてジンバル自体に当たらないよう配慮する必要が出てきます。

持ち方

スレッドを親指で支えるかたちにします。

親指を支点にして拇印するようにスレッドへ当てます。その反対側を他の指で支えるように挟み込みます。親指と、人差し指、小指を結んだ三角形を作るイメージです。そして親指を中心点としてその三角形を回すような感じでスレッドを動かしています。

向き

歩く方向に対して横向きに持ってしまうと不本意な動きが伝わりやすいです。なので、触っている親指の腹はなるべく歩く方向を向いていることが理想です。

また、スレッドを傾ける(パン・ティルト)場合は傾けたい方向に指の腹が向いているとブレにくい印象があります。

操作

ビデオでは風が強かったので、ドロップタイムを早くして結構ガッチリ握っています。でも、理想的には、スレッドを触れている程度のタッチです。操作するときも「動かす」のではなく、やさしく、微妙に、少しずつ向けたい方向へ「誘導」するよう操作します。

PAN

カメラを横に振るには2つ方法があります。

人差し指、小指などで支え、傾かないよう水平を保ちながら、親指の腹を転がして回します。

あるいは、スレッドが回らないよう親指で固定しつつ、体の向きを変えていきます。

上記の2つを複合的に行ってパンします。自分でもあまり意識していなかったんですが、映像を見ると結構な割合で体の向きで調整しています。

カメラを向かせたい方へ、体も自然に向くように練習するといいかもしれません。

TILT

親指を支点にして、ティルトアップなら人差し指、ダウンなら小指を手前に押し込めスレッドを傾けます。自分的には指先の操作というより、手首からの回転でする感じでやっています。

フラつかないで上下にカメラを振るのは、パンニングするより遥かに難しいです。最初は歩かず立ち止まった状態で、ゆっくり操作の練習をするといいかと思います。

練習のコツ

モニタに枠やグリッドを表示する

デジタル一眼だと水平を見るためにグリッド線、あるいはオートフォーカスの狙いを示す枠が表示できると思います。それを目印にして、狙う対象を固定したり、水平をキープする練習が効果的です。

そういう目印が出せない場合は、サランラップとか透明なセロファンをモニタに貼り付けてペンでラインを描き、代用すると良いかもしれません。

人を撮らない

歩いている人を並行移動しながら撮るのはスタビライザーの醍醐味で楽しいんですが、これは上達を妨げます。歩いている人は絶えず揺れていて、自身も揺れているので、操作の腕が誤魔化せます。つまり下手でもそれなりに映り、「あれ、俺上手いんじゃね?」と錯覚に陥ります。

対して風景などは「動きながら止まっている物」を撮るので、アラがよく分かります。

上達を目指した「練習」と決めているなら、一人で撮ることをオススメします。

回してピタッと止める練習

動画の中でも度々やっていますが、スレッドを回して狙った場所でピタッと止める技術は指先の感覚が慣れてこないと出来ません。希望の角度で止まったとしても、押さえつけるのが強すぎて揺れてしまったり、と。それを意識してスレッドを回す練習をすると扱い方の感覚が身につきます。

標識などを回り込みながら撮る

これはかなりの荒業ですが、諦めずに続ければ上達すると思います。というか、自分はこればかりやっていたので、一番オススメの練習方法です。歩きながらパンニングとティルトを同時にするので、かなり大変で時間を要します。が、この練習を繰り返すことで、狙った対象物(ターゲット)をフレーム内に収める感覚も身につき、常にモニタを見ていなくてもある程度コントロール出来るようになると思います。

 

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