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主に自分のためのWordpressカスタマイズ情報。
word pressでカスタマイズしていこうとすると、どうしてもテーマのphpファイルをいじる必要が。ところが、そういった変更は、テーマのアップデートで書き換えられてしまう。
子テーマを作り、そこに書き足すことで、カスタマイズしたコードは差分として残るので、親になっている元テーマがアップデートされても消えることはない。
*ファイル名、フォルダ名、ディレクトリ指定など、状況によって微妙に表記が違っているので注意する。twentyfifteen、twenty-fifteen等。
1.FTPで子テーマ様のフォルダを作成
ディレクトリは親テーマが入っている場所へ。元テーマと同じ階層に作る。フォルダの作成はFTPソフト・ブラウザサイトから行う。名称は元テーマに“-child”を足す。
wp-content/themes/twentyfifteen-child
2.必要ファイルを作成
子テーマとして機能させるには、フォルダ内に最低、style.cssとfunction.phpファイルが必要。拡張子を合わせて、以下の2ファイルを作成し、FTPで先のフォルダへアップロード。
使用編集ソフト Brackets
子テーマ用CSSファイルの作成
以下を自分用に書き換えてcssファイルとして保存。
/* Theme Name: Twenty fifteen Child Theme URI: http://example.com/twenty-fifteen-child/ Description: Twenty fifteen の子テーマ Author: Jumbler Author URI: https://jumbleat.com Template: twentyfifteen Version: 1.8 License: GNU General Public License v2 or later License URI: http://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html Tags: light, dark, two-columns, right-sidebar, responsive-layout, accessibility-ready Text Domain: twenty-fifteen-child */
Theme Name | 子テーマの名前 ※必須 |
Theme URI | 子テーマのURI(フォルダの階層を設定する) |
Description | 子テーマの説明 |
Author | 子テーマの作者(自分) |
Author URI | 作者URI(自分) |
Template | 親テーマのディレクトリ名(相対パス) ※必須 |
Version | 親テーマのバージョン(管理画面で確認) |
License | 親テーマの著作権表記? |
License URI | 親テーマの著作権表記? |
Tags | テーマ用のタグ情報? |
Text Domain | ? |
最悪、「※必須」だけでも認識してくれるようだが、一応標準的な要素を書き込んでおく。
子テーマ用phpファイルの作成
phpの子テーマは、以前@importという方法が一般的だったが、現在はセキュリティ面で奨励されていない。代わりに以下のコードを入れておけばいいらしい。
<?php add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' ); function theme_enqueue_styles() { wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' ); wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')); }
3.子テーマの有効化
WordPressの「外観」→「テーマ」で作った子テーマを有効化。サムネイルが透明になっているが気にしない。
4.カスタマイズデータの移行
子テーマを有効にすることで、一部の外観設定が消える(デフォルトに戻る)ので、合わせる。外観で書き足した「追加CSS」もまっさらになるので、親テーマに戻り、コピペで持ってくる。
この「追加CSS」は通常のstyle.cssとは違うところに保存されているようで(smart.css?)、場所が特定できない。よって上記のようにコピペしてしまうほうが手っ取り早い。
参考サイト