Release 2017.6.1 / Update 2017.9.18

(日本語) 新作「ARMS」がJoy-Conで超絶面白い!

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先日、Nintendo Switchの新作“ARMS”の先行オンライン体験会がありました。「ちょっと面白そうだなぁ」くらいの興味本位で遊んでみたんですけど、2日間やってみて、

超絶面白い!

と確信しました。その直感的な操作の気持ちよさと、駆け引きの面白さは他の格闘ゲームなんかの比じゃない、かと思います。これは今までにない新しいゲームです、多分(そんな格闘ゲームはやらないので…)。

そんな“ARMS”の面白さと、自分なりに掴んだコツを書いておきます。

Joy-Conの操作感

この新作の魅力は、何と言ってもJoy-Conの“いいね持ち”による直感的な操作です。

コントローラーを傾けることで移動するんですが、最初、そのコツがうまく掴めなくて、かなり苦戦しました。ぶっちゃけ、難しすぎて「遊べないソフト」かな、と。

ただ、“ブレスオブザワイルド”の時、最初、操作が難しすぎてサジを投げそうになっても、触り続けたことで強い敵でも倒せるぐらい馴れてしまった、という経験があったので、ずっとJoy-Conで遊び続けました。

その結果、けっこう狙い通りに動けるようになってきて、かなりスピード感がある戦いができるようになってきました。そうなると、もう夢中で遊んでしまいます。任天堂のゲームは、昔から他のメーカーに比べて「操作感」にかなりこだわっている印象があって、それがこの“ARMS”でも見事に実現されていると思います。

“ARMS”では通常のゲームコントローラみたいなボタン操作でも遊べるようで、所々で「Proコンの方がいい」みたいなこと言われてますが、正直、それだとこのゲームの面白さは半減すると思います。

実は、自分の格闘ゲームの記憶はスーファミの「ストリートファイター2」で止まってます。だって基本、一緒だから。いろんなメーカーから格闘ゲームって出てきたと思いますが、自分には「ボタン配置&グラフィック」違いにしか見えません。なのでProコンなんて使ったら、今までと同じ、単なる「手が伸びる」格闘ゲームでしかないんです。でも、Joy-Conの“いいね持ち”で“ARMS”が楽しめるようになった時、このゲームが今までと全く違うモノだと気付かされました。

とはいえ、実際に触らないとその魅力は分からないし、Youtubeにアップされてるようなゲーム画面だけじゃ、今までのゲームと何が違うのか全くわからないかと思います。操作してる人が写ってても、ただ手を振ってるようにしか見えないし…。

なので、Youtubeに主観で遊ぶ映像を載せました。これならこのゲームが如何に直感的操作なのか分かってもらえると思います(収益化してないですけど、任天堂さんからクレームついたら消しちゃうかもしれませんので。悪しからず)。

特に「Proコンがいい」と思ってる人には、ぜひ見てもらいたいです。 回り込んだり、逆スナップでパンチしたり、Joy-Conとキャラの相関は結構忠実に動いてると思います。推測ですけど、達観出来ればProコンとなんら変わりない、或いはそれ以上の操作感で遊べるのではないかと。

ただ、まだガチャ押しっぽく、焦ってあたふたしてます。もっと落ち着いて、騒がしくない動かし方が身につけば、更に相手の間を見極めての攻撃とか、防御が上手く出来そうな気がしてます。というか、そうなってみたいと思ったので購入します(笑)。

コツ

数時間のプレイで得た操作のコツを書いておきます。基本、“いいね持ち”での話ですが、今週末も先行体験会があるので、参考になるようであれば。

キャラを釣る

ゲーム操作の基本は、Joy-Conを前後左右に“傾ける”ことで動かせます。ただ、傾けただけだと、トロトロ動きなので、激しい攻防に全くついていけません。そんなスロー行動を抜けるために“ダッシュ”ボタン(Lボタン)があります。

傾きとダッシュボタンはセットとして考え、キャラクターを「動かす」のではなく、「釣る」イメージで操作したほうがいいかなと思います。ちょうど、実際の釣りで「竿にアタリがあった時、とっさに引く」とか、「クックッと仕掛けを左右に揺さぶって魚をおびき寄せる」ような“糸を引く”感覚です。

ただし、傾ける速さには気をつけないといけません。特に前後移動です。同様な感覚で相手に詰め寄ったり、後退できるんですが、速いとセンサーがパンチと勘違いしてしまうようです。動画中でも、相手の“必殺ラッシュ”を防ごうと“ガード”したいのに、パンチしてしまってる時があります(ここら辺がProコンがいいと言われる所以だと思います)。

避けるが勝ち

Joy-Conをハの字にして“ガード”することができますが、上記の通り、誤作動したり、“ガード”出来ても、相手に“投げ”の隙を与えてしまったりするので、思い通り操作出来るようになるまで、あまり“ガード”は使わないほうがいいです。それより「避ける」動作が重要です。というか、それが出来るようになると、このゲームの面白さ・奥深さが分かってくるのではないかと。

一番簡単な方法は横ジャンプ(傾け&Rボタン+Lボタン)です。「飛び回る・回りこむ」ことで、相手の攻撃をかわしつつ翻弄できると思います。

回りこんで避けるなんて難しそうですが、このゲーム、基本的に相手と向き合ってます。ゼルダでいう、いわゆる“Z注目”状態なわけです。なので、何なら、ずっと傾けてLR連打してるだけでも、それなりに効果があるのではないかと(自分もそうしてる節がある)。

攻撃はカメラパンの後

そんな避け方を続けるだけでは、一向に勝負がつかないので、攻撃しないといけないんですが、タイミングがあります。

通常では自分のキャラクターと相手が一直線上に並んでいるんですが、速い横移動があると、一瞬それがズレます。キャラの動きと、カメラワークにタイムラグがあるわけです。

それによって相手の攻撃をかわせるんですが、同時に自分の狙いもズレてしまいます。うまく回りこむパンチを出せば当たりますが、最初は難しいかもしれません。

そんな時は回り込んで、画面の位置関係が直線上に戻った瞬間、カメラの動き終わり直前、そこでの直線パンチが狙い目です。相手の出方もありますが、結構、当たりやすいと思います。

ちなみに、この“Z注目”関係はあの「バレーボール」だと、自分とボールになっているようなので、あのゲームで球に当たらない人はそこに注目するといいかもしれません。

団体戦では隙を作らない

体験版だと、1対1の対戦以外に、2対2のペア対戦、3〜4人のバトルロワイヤル形式もありました。そのカオスな状態だと、隙を与える“ガード”、“投げ”、“必殺ラッシュ”は慎重に繰り出す必要があります。というか、基本使わない方がいいかもしれません。何故なら、狙っている相手以外に、横から攻撃や投げられる隙を作ってしまうからです。団体戦だと、協調や判断力、戦略が大事になってくるのではないかと思います。映像を見返すと、自分はまだそのレベルじゃないですが…。

複数の相手がいる場合、常に“Z注目”している状態なので、自分の攻撃したい相手と、実際に攻撃する相手が噛み合ってなくて空振りすることが多々ありました。相手ゲージにある逆三角形がロックオンしている印みたいです。

で、実はしばらく、それさえ知らないまま遊んでたんですが、コントローラの十字ボタンで、そのターゲットを切り替えることができます。

十字ボタンは両手にありますが、右手だと届きづらいので、左手の人差し指あたりを使って操作するといいかと思います。

おススメの装備とか

それぞれのやり方や好みのキャラがあると思いますが、リボンガールはフットワークが軽い方だし、連続ジャンプできるので、操作的にはオススメです。

武器は両腕が同じよりも、弾道速度や曲がり方の違う武器を組み合わせた方がいい気がしてます。利き腕に素早く繰り出せるタイプ、もう一方は飛び道具タイプにして使い分けると、臨機応変な攻撃が出来るのではないかなぁと思います。

以上を踏まえて、対戦前の“プチプチ組手”で「動く・避ける」練習をすると、かなり実戦で強くなれるのではないかと思います。

アーケード版があってもいい

Switchの普及がまだそれほどでないのが残念です。遊ぶ人が多ければ、もっと大きな反響が起きて、ブームになってもおかしくない面白さなのに。「おすそ分け」プレイで、Switch1セットなら2人で遊べるようですけど、“いいね持ち”しないと、本当の魅力が分からないと思います。かといって、Joy-Con増やすのは経済的に決断が要ります、ていうか手に入らないし。

遊んでて、これはゲームセンターでも十分流行りそうな予感がしました。可能なら任天堂には“ARMS”アーケード版を作って欲しい、と思います。

遊ぶ機会さえ増やせれば、この新感覚ゲームの魅力を知るきっかけも増えるわけだし、本体が手に入らない人でも手軽に遊べるようになります。今の状況では、ずっと品薄状態だし、店頭で試しに遊ぶこともできません。

操作に慣れるまでが大変ですけど、トレーニングモードみたいなものを用意すれば、それなりに身につくし、なにより、今回自分も遊ぶきっかけがあったから、「購入しよう」と思ってしまったわけで。

そんな“きっかけ”作りを増やして、もっとワイワイ楽しめる“お祭り騒ぎ”なゲームになってくれれば、更に面白いんですが。

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