前にファミコンゲーム音楽のアルバムについて書きましたが、その時行方不明で、画像が載せられなかったレコードが見つかりました。
アナログ盤全盛時代だった小学生のころに買った唯一のレコードです。当時、自分のお小遣いの使い道に「音楽を買う」っていう選択肢はなかったので、すごい悩んだ記憶があります。これを買ったことで、音楽に目が行くようになって他のジャンルの音楽ソフトにも興味が出てきたと思います。
クレジットが見たくて探していたんですが、さらっとしか書いてありません。ただ、収録スタジオが「L.D.K. STUDIO」というのは分かりました。うーん、辿っていくとやはり細野さんに繋がっていってしまうんですね。
これが分かると、ひょっとしたら「ファミコンの音ではないのかもしれない」気もしてきました。改めて聴き直したんですが、あまりに太くていい音なんですよね。だから、当時のシンセで忠実に再現したものかもしれないって、そういう考えも出てきました。まあ、真相は分からないままでしょうが…。
袋を見ると懐かしの松菱デパートのロゴが。松菱は昔、浜松ではとても有名なデパートでした。バブル後の不況でなくなってしまいましたが。そういった意味でも思い出深いアナログ盤です…と言っておきながら僕の記憶だと買ったのは駅前のイトーヨーカドーだったんです。記憶なんてあやふやなものですね。
この新鬼ヶ島のイラストを見ながら聴いていた記憶がよみがえります。
今考えるとこのイラスト一枚だけってかなり簡素ですね。普通解説なり、もう少しコンテンツがあってもよさそうですけど。記憶にないので、多分これで全てだったと思います。
残念ながら扱っていたのが小学生なので、かなり盤が傷ついています。当然な話ですけど。でもまあ、それを含めて良き思い出です。